このサイトをご覧になるには、JavaScriptを有効にしてください。

[帳票開発ツール]Stimulsoft レポート&ダッシュボード ユーザーマニュアル

ナビゲーション: レポート内部コンポーネント > マスター・ディテールリストの作成

マスター・ディテールレポートにおける行番号付け

スクロール トップ その他

 

マスター・ディテールレポートの行番号は、通常のリストと同じように機能します。しかし、1つだけ違いがあります。 データバンドのディテールでナンバリングが使用されている場合、各サブリストには独自のナンバリングが使用されます。例えば、下の図は、マスター・ディテールレポートを示しています。

 

 

マスターリストでの番号付けは、赤色で表示されます。ディテールリストでの番号付けは緑色で表示されます。図のように、マスターリストの行が出力されるたびに、ディテールリストへのナンバリングが開始されます。

 

番号付けは、システム変数を使う以外に データバンドのLineプロパティを使って行うこともできます。この場合、以下のような式になります。

 

 

{DetailDataBand1.Line}.{Customers.CompanyName}

 

 

なぜ必要なのですか? Lineシステム変数を使用しない理由は?システム変数には可視域があります。 例えば、マスターバンドでLineシステム変数を使用するとします。 この場合、番号付けはマスターバンドに対して出力されます。ディテールバンドでLineシステム変数を使うと、ディテールバンドにナンバリングが出力されます。 しかし1つの式で2つの異なるデータバンドのナンバリングを出力する必要がある場合はどうしたらよいでしょうか この場合は、データバンドのLineプロパティを使用します。 例えば、ディテールバンドに関する次のような式をご覧ください。

 

 

{DataBand1.Line}.{Line}.{Products.ProductName}

 

 

とすると、レポートでは次のような結果になります。