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計算されたデータカラムは、既存のデータソースの他のデータカラムで使用できる式に基づいて計算されます。式は、計算されないカラムの名前、定数、関数、または任意の組み合わせで、1つ以上の演算子に接続することができます。式は、ネストされたクエリにすることはできません。計算データ列は、データソースに物理的に格納されない仮想の列です。計算データカラムの値は、クエリでアクセスするたびに更新されます。また、計算式に含まれるカラムを変更するたびに、計算カラムの値が更新されます。計算カラムを追加する前に、少なくとも 1 つのデータソースを接続する必要があります。データソースAutoに計算データ列を作成することを考えます。このデータソースには、以下のカラムがあります。Rank, Country, Year2000, Year2005, Year2009 です。Year2000、Year2005、Year2009 列には、2000 年、2005 年、および 2009 年に生産された自動車に関するデータが含まれています。計算されたデータ列を作成し、2000年に対する2009年の生産車の伸びのデータを入れます、結果はパーセンテージで表示されます。下の図は、Year2000 と Year2009 のデータカラムを表しています。
新しい計算カラムを作成するには、「新しい計算カラム」ダイアログを呼び出して、ダイアログフォームに必要事項を入力する必要があります。このダイアログはデータソースのコンテキストメニューまたはアクションメニューから呼び出すことができます。 下図は「計算列の新規作成」ダイアログです。
名前列は、この計算された列をレポート内で呼び出す ために使用されます。名前を入力します。
エイリアス列は 、 プロンプトとして使用 されます。エイリアスを 入力します。
タイプフィールドには、新しい計算列を含むデータ型を選択する機能があります。
辞書ボタンには、データ辞書の構造を表示するドロップダウン・メニューがあります。 このメニューでは、計算されたデータ列の式の計算に追加されるデータ列、ビジネスオブジェクト、またはシステム変数を選択することができます。
値フィールドは、新しい計算データ列の値を計算するための式を定義するために使用されます。
この例では、計算式にデータソース Auto の Year2000 と Year2009 のデータ列が含まれ、新しい計算カラムのデータ型は double になります。列が作成されたら、このデータ列への参照を持つテキストコンポーネントを配置する必要があります。この例では、テキストコンポーネントに {Auto.NewCalculatedColumn1}というリンクが含まれます。 計算結果はパーセントで表示する必要があるので、このテキストコンポーネントは書式を変更します。つまり、パーセントの書式を設定する必要があります。 以下は、計算されたデータ列を含むレポートです。