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レポートやダッシュボードを設計する際、式はインタープリテーションモードまたはコンピレーションモードで処理することができます。
コンパイルモードでは、CSharpコンパイラを使用して式を計算します。この場合、.NET Frameworkのイベント、各種メソッド、関数を使用することができます。しかし、レポートやダッシュボードの作成にかかる時間が遅くなり、また、より多くのRAMを必要とします。
インタプリタモードでは、Stimulsoftのインタプリタを使って式を計算します。これにより、レポートやダッシュボードの構築が高速化され、必要なRAMの量も削減されます。ただし、レポートやダッシュボードで使用できるのは、組み込み関数とメソッドのみです。イベントやサードパーティのスクリプトを使用することはできません。
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一部のプラットフォームでは、レポート・ジェネレータはコンパイル・モードを使用できません。たとえば、.NET CoreおよびJavaScriptプラットフォームでは、レポートおよびダッシュボード上のすべての式は、解釈モードでのみ処理されます。
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レポートやダッシュボードでの式の計算モードは、以下の方法で変更することができます。
レポートデザイナーで、レポートテンプレート領域を選択し、プロパティパネルの計算モードプロパティの値として式の処理モードを選択します。
レポートテンプレート領域をダブルクリックし、レポートオプションウィンドウを呼び出します。計算モードパラメータの値として、式処理モードを選択します。
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ダッシュボードの編集は、式の処理モードがインタープリテーションに設定されている場合のみ、ビューアから行えることを知っておく必要があります。
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