データバンドバンドの詳細が空の場合に印刷プロパティは、マスター・ディテールレポートを作成する際に使用されます。下図は 、マスター・ディテール・レポートのテンプレートです。
例えば、すべてのマスターエントリーがディテールレコードを持っているわけではありません。 そこで 、詳細が空の場合に印刷プロパティをfalseに設定すると、次のような結果が得られます。
マスターレコードの一部（上図では2番と6番で表示されています）のみが出力され、残りのマスターレコード（詳細レコードを持たないもの）は出力されません。 詳細レコードの有無にかかわらず、すべてのマスターレコードを出力するには、マスターバンドの詳細が空の場合に印刷プロパティをtrueに設定する必要があります。この場合のレポート例を以下に示します。
画像にあるように、マスターレコードはすべて出力されました。（番号1,3,4,5,7,8を参照）しかも、ディテールレコードを除いて出力されています。デフォルトでは、このプロパティはfalseに設定されています。
