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[帳票開発ツール]Stimulsoft レポート&ダッシュボード ユーザーマニュアル

 

カラースケール条件は、 レンダリングされたレポートの中で、この条件が対応する色を持つコンポーネントを選択することができます。 カラースケール 条件は 次の原則に従って動作します。カラースケールが2色(最小値と最大値)で構成されている場合、選択したデータ列の最小値と最大値が指定されます。 最大値と最小値に対応する値は、色で示されます。その他の値については、選択されたデータ列から取得され、カラースケール内の位置が計算されます。カラースケール内の位置に応じて、この値に色が割り当てられるので、コンポーネントに色が割り当てられます。最小値が条件で指定された最小値と同じかそれ以下であれば、それは境界最小値となり、最小値に選ばれた色が使用されることを意味します。データ列の最大値が条件で指定された最大値と同じかそれ以上の場合、それは最大境界値となり、最大値用に選択された色が使用されます。値が最小値と最大値の中間にある場合、この値を持つコンポーネントの背景色は、最小値と最大値の補間色となる。カラースケールが3つの値(低、中、高)からなる場合、最小値、中、最大値が定義されます。選択されたデータ列から取り出された各値に対して、その値の位置に応じてカラースケール内の位置が計算され、色が割り当てられます。つまり、コンポーネントの色が変更されるわけです。カラースケールは、最小から中位までの色、中位から最大までの色という3つの色の間のスムーズな移行を表現しています。最小値と平均値の間の厳密な中間の値を持つコンポーネントの背景色は、最小値と中程度の値の補間色になります。平均値と最大値のちょうど中間の値を持つコンポーネントの背景色は、中~最大値の補間色になります。画像はレポートページです。

 

 

カラースケール条件追加しますそのためには、テキストコンポーネント、例えば {Employees.EmployeeID} 式を持つコンポーネントを選択します。カラースケール条件を追加します。条件のパラメータを変更します。下図は 、「条件 ダイアログです。

 

 

フィールド。このフィールドは、条件の値が取得されるデータ列を示します。

カラースケールの種類フィールドは、カラースキームの種類を選択する機会を提供します:2色スケール、または3色スケール。下の図は、カラースケールの種類を選択するためのメニューです。

 

 

タイプフィールドでは、「値」フィールドで指定する最小カラースケールの値の種類を変更することができます。 下図は、値のタイプを選択するためのメニューです。

 

 

フィールド。最小のカラースケールに使用します。

カラーフィールド。最小のカラースケールに使用される。

サンプルフィールド。レポートのカラースケールが、最小から中程度、中程度から最大までどのように見えるかを示します。2色カラースケールを選択した場合、このフィールドに最小から最大へのカラーグラデーションが表示されます。

中間のカラースケールのパラメータ群。(タイプ、値、色)

最大カラースケールのパラメータ群。(Type、Value、Color)

 

レポートテンプレートに変更を加えた後、レポートエンジンは、指定されたパラメータに従って、テキストコンポーネントの条件付き書式設定を実行します。この場合、コンポーネントの値に応じて、テキストコンポーネントの背景が変更されます。下図は、条件付き書式を使用したレポートのレンダリングページです。

 

 

上図のように、テキスト部品では、カラースケールの値に応じて背景色を変えています。