デフォルトでは 、テキストコンポーネントの改行可プロパティはfalseに設定されています。このようなテキストコンポーネントは、1ページに印刷できるスペースがない場合、改行されることはなく、次のページに移動されるでしょう。
上の図のように、1ページ目の下部に空き領域が残っています。これを 避けるために、改行可プロパティをtrueに設定します。そうすると、例えば下の図のように、テキストコンポーネントが改行されてしまいます。
このケースでは 、テキストコンポーネントがページの下部に完全に収まらないため、分割さ れました。 コンポーネントの一部は同じページに残り、別の一部は次のページに移動しています。テキストコンポーネントは、行ごとに分割されていることに注意してください。レポートジェネレーターは行の高さいっぱいまで出力しなければならず、テキストは読みやすいままなので、わずかな空きスペースが残っています。また、テキストコンポーネントを持つコンテナの CanBreak プロパティが falseに 設定 されている場合、テキストコンポーネントの分割は機能しないことに注意してください。なぜなら、コンテナは完全に次のページに移動してしまうからです。従って、それと一緒にテキストコンポーネントも移動してしまい、ブレークが効かなくなります。そこで、ブレークが必要な場合は、テキストコンポーネントとテキストコンポーネントが配置されているコンテナの改行可プロパティをtrueに設定します。
