バンドの改行可プロパティの使い方 。 下の図は、5つのバンドを持つレンダリングレポートの2ページを示しています。この図では、1つ目と2つ目のバンドは最初のページに出力されています。3番目のバンドは最初のページの底に収まらないので、4番目と5番目のバンドと一緒に次のページに移動しています。
この場合、バンドが完全に収まらないため、レポートの最初のページに空き領域が残り、レポートエンジンで次のページに移動されました。 改行可プロパティをtrueに設定すると、これは改行することになります。下の図は、3つ目のバンドがどのように分割されるかを示しています。
この場合、3つ目のバンドが収まらないので、1つは最初のページに残し、2つ目は次のページに移動させるというように、それぞれ分割されたことがわかります。つまり、ページ内のすべてのスペースを使用したのです。また、バンドが1ページ内に収まらない場合も考慮する必要があります。 改行可がfalseに設定されている場合は、次のページに移動します。次のページで、バンドが完全に収まらない場合は、強制的に分割されます。特殊なバンドは最初のページに表示され、ページの残りのスペースは改行したバンドを出力するために使われることを知っておく必要があります。特筆すべきは、バンドが複数ページに出力される可能性があることです。改行したバンドの一部が出力されるページ数には制限がありません。デフォルトでは、改行可プロパティはfalseに設定されています。
