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前の章(情報のフィルタリング、ソート、表示)では、「詳細からマスターデータソースへのリレーションを経由して」というスキームを使用しました。マスターディテールレポートをレンダリングするときは、「マスターから詳細へ」という異なるスキームが使用されます、つまり、リレーションは逆の順序で機能します。例えば、レポートテンプレートでは、DataBand1が配置されています。このバンドには、データ列を参照するテキストコンポーネントが含まれており、この列にはカテゴリー名が含まれています。そして、レポートをレンダリングすると、カテゴリのリストが表示されます。下の図は、カテゴリの名前が表示されたレポート・ページを示しています。
リストから各カテゴリーを商品リストと比較したいとします。これを行うには、以下の手順を実行します。
レポートテンプレートにDataBand2を追加します。
製品リストを含むデータソースと、データソース間の関係を指定します。
マスターコンポーネントを選択します。
選択したデータソースのデータ列を参照するテキストコンポーネントを DataBand2に配置します。例えば、商品名を含むデータカラムに。
そして、レポートをレンダリングする際に、 各マスター項目は 、詳細項目のリストと比較されます。 下図は、マスター・ディテールレポートの図です。