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[帳票開発ツール]Stimulsoft レポート&ダッシュボード ユーザーマニュアル

 

Interaction.Bookmark プロパティを使用すると、レポート内のブックマークの非常に複雑な構造を形成することができます。 しかし、このプロパティだけでは十分でない場合もあります。 例えば、Interaction.Bookmark プロパティを 使用せずに、ブックマークのツリーにノードを追加する必要があります。あるいは、ブックマークを別のレベルのネストに配置する必要があります。StimulsoftReportsのInteraction.Bookmarkプロパティを使用することができます。これは不可視のプロパティで、コードからしか利用できません。このプロパティを使用するのは非常に簡単です。例えば、ネストの最初のレベルのブックマークを追加するには、次のコードを使用できます。

 

 

Bookmark.Add("My Bookmark");

 

 

このコードは、このブックマークをブックマークのツリーに作成します。

 

 

2階層目のブックマークをツリーに追加するには、次のようなコードを記述する必要があります。

 

 

Bookmark["My Bookmark"].Add("Bookmark Level2");

 

 

 

...そして、第三階層へ。

 

 

Bookmark["My Bookmark"]["Level2"].Add("Bookmark Level3");

 

 

 

3つのしおりを作成するには、上記のコードサンプルを使用することができます。Stimulsoft Reportsは、ツリー内の各ブックマークの存在を自動的にチェックし、追加すべきブックマークを追加します。ブックマークを使ってナビゲーションを整理することが必要な場合があります。コンポーネントを見つける必要がある場合、これらのコンポーネントのInteraction.Bookmarkプロパティを記録する必要があります。Interaction.Bookmarkプロパティの値は作成されたブックマークの名前と同じである必要があります。 例えば、ブックマークを追加します。

 

 

Bookmark.Add(Customers.CompanyName);

 

 

そこで Interaction.Bookmark プロパティの値を以下のように設定します。

 

 

{Customers.CompanyName}

 

 

その結果、すべてのコンポーネントに会社名のブックマークが付きます。レポートツリーにも同じ会社名が追加されます。そして、レポートツリーのブックマークノードをクリックすると、すべてのコンポーネントが見つかります。