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式でエイリアスを使用

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レポート内の式を理解しやすくするために、変数やデータソース、列の詳細を明示的に指定する代わりに、エイリアスを使用することができます。例えば、データ辞書に「MyVariable」という変数があり、そのエイリアスを「my best variable」に設定した場合、その変数を名前またはエイリアスで直接参照することができます。

 

名前によって変数を使用するには、次のような式を作成します。

 

 

{MyVariable}

 

 

変数を別名で使うには、次のような式を作ることになります。

 

 

{[my best variable]}

 

 

構文 - 変数

エイリアスの中にスペース、句読点、C#やVB.Netで許可されていない文字を使用する場合は、エイリアスの文字列表現を角括弧[]で囲む必要があります(MUST)。そのような文字が使われていない場合、角括弧は任意です。

 

例えば、エイリアスが "MyBestVariable", の場合、この式は角括弧なしで書くことができます。

 

 

{MyBestVariable}

 

 

そうでない場合は、変数を角括弧で囲む必要があります(MUST)。有効なエイリアスの使用例

 

 

{Variable1}

 

{VariableAndValue}

 

{[Variable and Value]}

 

{[Variable and Value]}

 

{[Variable&Values]}

 

{[Variable-First]}

 

 

参考までに、不正なエイリアスの使い方の例を挙げておきます。

 

 

{Variable and Value} // 名前にスペースがあると失敗します

 

{Variable&Values} // 予約文字があると失敗します

 

 

構文 - データ

データソースやカラムの名前を作成する際にも、同じルールが使われます。しかし、1つだけ例外があり、データカラムを参照する場合、識別子として不正な文字を含む部分のみを括弧で囲む必要があります。例えば

 

 

{DataSource.[Data Column]}

 

{[Data-Source].DataColumn}

 

{[Data=Source].[Data=Column]}