条件付き書式を使用すると、テキストコンポーネントにイタリック体（斜体）を適用することができます。下図は、レポートページです。
例えば、CompanyName列にBの文字が含まれるコンポーネントを対象に、テキストをイタリックにすることができます。データバンドで、{Customers.CompanyName}式を持つテキストコンポーネントを選択し、条件エディタを呼び出します。そして、Customers.CompanyNameデータ列を最初の値として選択し、Bの文字を2番目の値として示すという条件を設定する必要があります。また、比較演算を「で開始」に設定します。 書式設定パラメータを変更し、この場合、フォントスタイルをイタリックに設定します。下図は、「条件エディタ」ダイアログボックスです。
レポートテンプレートを変更すると、レポートエンジンは指定されたパラメータに従って、テキストコンポーネントの条件付き書式設定を行います。この場合、指定された条件に一致するテキストコンポーネントのコンテンツには、イタリックフォントが適用されます。下図は、条件付き書式を適用したレンダリングレポートのページを示しています。
上図のように、CompanyName列のテキストコンポーネントのうち、B文字で始まる行はイタリック体になっています。
