[帳票開発ツール]Stimulsoft レポート＆ダッシュボード ユーザーマニュアル

 

カラムプロパティを使って 、ページ上のデータを列単位で出力することが可能です。 デフォルトではこのプロパティは0に設定されており、値を2以上に設定することでデータが列で出力されるようになります。また 、 列幅と列間隔のプロパティも設定する必要があります。

 

 

列幅プロパティは、列の幅を設定するために使用され、ページ上に出力されるすべての列に適用されます。 列間隔プロパティは、列の間のスペースを設定するために使用されます。

 

重要：ページ上に列を出力するには、3つのページプロパティを設定する必要があります。カラムプロパティは列の数を、列幅プロパティは各列の幅を、列間隔プロパティは列の間のスペースを設定するために使用されます。

 

 

 

 

列出力モードでは、ページが縦に区切られ、レポートが最初の列に、次に2番目の列にと論理的に出力されます。

 

注：ページ内の列の数は無制限です。

 

例

例えば、2列のレポートが必要だとします。 カラムプロパティを2に設定します。（これは、各ページに2つのカラムが出力されることを意味します） 列幅を 1列分の幅に設定し、 列間隔プロパティで  列と列の間のスペースを設定します。 1ページにヘッダーバンドとデータバンドの2つのバンドを配置します。データのヘッダーはヘッダーバンドに、データそのものはデータバンドに出力されることになります。

 

注： 列の境界線は赤い線で表示されています。

 

 

レポートを実行します。各ページに2つの列があり、すべての行に番号が振られています。

 

 

カラムは自動的に生成されます。Stimulsoft レポートは、1ページに空きスペースがなくなるまでバンドを印刷します。次に、新しいページを作成する代わりに、新しい列が追加され、再び空きスペースがなくなるまで、新しい列でデータが出力されます。必要な数のカラムが生成されるまで、これを繰り返します。